水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

山頭火

自分の絵を見ていて思うことは、そのまんま、だなあです。そこには、ひねりも想いも深さも何もない、そう思います。


山頭火の句にある


分け入っても分け入っても 青い山



これって句?と思いつつ、打たれました。


この意味はなどと、無意味かも知れません。山頭火の本意も分かりません。この句を詠んだ、一人一人の想いは、それぞれでしょう。


この句、絵で現すとどんな絵なんだと思いました。ピカソだろうか、草間弥生だろうかと考えましたが、全然違うなと思いました。


これか?



すみません、絵ではありません、誰もがご存じの円空の木彫り仏像です。


語らずとも、見ている者に多くを語りかけるような何か、それを感じます。



そうだな、ひねりでも何でもない、それが本物かどうかなんですね。



こんな言葉が有ります。


人間至る所青山あり



青山とは、死に場所と言う意味だそうです。昔、武士の時代には、真剣に考えていたことと感じます。現代では、余り考えていないでしょう、かく言う私も、病を得る前は全くそうでした。


改めて


分け入っても分け入っても青い山


山頭火は死に場所を探していたのか、深い山々から出られないなこの人生はと思っていたのか、これも想像しても仕方がないですね、でも感動させられました。


感動とは、心が感じ動くこと


そんな絵が描けたらなあと、欲望満載です。



失礼しました。