水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

人生とは何か 4

表題の「問い」は、誰もが持つものだろうか、持たないのだろうか、それは分かりませんが、私は私の人生を振り返りながら、人生とは何だろうと何度も問うて居ます。



人生とは何だろうと問うのは、人生には意味があるのか、無いのかという問いでもあるでしょう。



人生は、死ぬまでのゲームさ、意味なんてないよ


君は人生の意味を考える程、暇なのかい


本当に充実した人生を送る人は、意味なんて考えないよ


真に愛の人には、意味なんていらないよ


突然の災害で、考える間もなく命を奪われてしまう人に、考える時間なんてないだろう




ここで、フランソア・モーリアックという宗教学者の詩を紹介します。



私は幼い頃に信じたことを今もそのまま信じている



人生には意味が有る


行き先が有る 


価値が有る


1つの苦しみも無駄にならず


一粒の涙も 一しずくの血も 忘れられることもない



...この世の秘密は


聖ヨハネの明かしたあの言葉に含まれているのだ


「神は愛なり」



この詩は、フランソア・モーリアックの墓標に刻まれている碑文です。



エーリッヒ・フロムの言葉、人は何故一番大切な「愛」について学ばないのか。


愛を知った猫は、二度と生まれてこなかった。



もう少し、このシリーズを続けたいと思います。