日野原先生 逝く
死とは生き方の最後の挑戦!!
日野原先生の言葉だそうです。
近藤誠という医師、癌は放置せよ(極端な言い方です)、手術をするな、抗がん剤を使うなと物議を醸し出しているお医者さんがおります。
しかし、近藤医師に掛かった患者のブログを見ますと、このような乱暴とも思えることを実は、全然強要はして居ないのですね。
先生は、このように指導されます。
癌を手術するのも、そうではない療法を選択するのも(それぞれの方法の詳細は教えてくれる)、貴方の「死生観」の問題です・・・と。
これって、物凄く厳しい言葉です、何故って、お医者様にも本当の所、どの治療がその人に一番良いのかは分からないのです。癌がいつの間にか消えてしまう患者もおります、いくら手術しても、いつの日か転移が見つかる人もおります。
それらを全部受取りながら、どのような処置を望むのか、それは患者の権利なのです、それを近藤医師は伝えているのだと思いました。
そして患者が、その権利を施行する為には、それまでの、その人の「生き方」が現れるのですね。本当、厳しいです。
死生観とは、生き方だと、思いました。
冒頭の言葉、死とは生き方の最後の挑戦!!、素晴らしいと感じました。
謹んでご冥福をお祈り致します。
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