太陽と月
この会見を見られた方も多かろうと思います。
折角の会見が、北朝鮮の水爆実験により汚されてしまったかと思いましたが、表題の「太陽と月」、このお言葉が、水爆を吹き飛ばしたと、思いました。
太陽のような方と感じました。
一方で、
いつも月に見守られているような気がしています、と。
こんな名台詞、いつ以来かと思いました。
これ、一般の人が使うと、シャレにも成らないのでしょうが、使えてしまう所が凄いと思いました。
私は頭の中で、やはり人の品性って純然として、存在するんだと思ったのです。
何処かが痒くなりそうな言葉も、その人が言うと、なるほどと思える。それが嘘っぽくないし、多分これまでの生活が、そのように歩んで来られたのだろうと思いました。
人は、内側に「品性の階段」を持って居ます。この階段は、上ろうと思えば何処までも上れるのだと思いますが、しかしそれは容易ならぬ覚悟が必要でしょう。比叡山の千日行では有りませんが、ひたすら心を磨きながら歩み上っていく、そんな階段と思います。
そんな階段を降りてしまうことも出来るのが又人間です、水爆実験を先導したリーダーは多分、降りて(降ろされて)しまったのです。
太陽と月、この言葉がテレビから聞こえた時、私は思いました。彼と彼女は、確実に品性の階段を上がり続けて来たのかと、上から目線ですみませんが。
失礼しました。
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