水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

九品仏の紅葉

先日、60年来の友人の家族が訪れ、九品仏浄真寺へ赴きました。何でも、このお寺の山門前で、友人が3才の時、友人の祖父と一緒の写真を撮ったというのです。


友人は当時、奥沢と言う街に住まって居ました。九品仏から歩いて10分くらいの街です。


友人のお孫さんが三歳になったと、だからその孫と自分が撮った同じ場所で写真を撮りたいというのが趣旨でした。成るほどと思い、その同じ場所が同じままで残っているのかが問題でしたが・・・・、


問題なかったです、人間一代の成長や変化などは、このような古刹から見ると、草が伸びて枯れるような時間でしかないのです。


山門は当時(67年前)のまま、その周りの木々は、少しは大きくなっているかなという程度でした。


写真は無事に記録されました、このお孫さんもひょっとしたら、自分の孫と訪れるかも知れません。それは何十年後か分かりませんが、それくらいの時間では、この山門はびくともしないでしょう。勿論、私達は居ませんが(笑)


丁度、山門までの参道は紅葉して居ました。これはやはり記念として残したいと、そう思いました。


☆九品仏浄真寺山門です(描き始めです)、この向こうに本堂があり、九品仏の象徴となっている九つの仏様が鎮座されて居ます。



時は過ぎない、過ぎるのは人間達だと、誰かが言って居ます。その通りですね。



失礼しました。