水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

今の若者は、進路を誰に相談するのか

若き時は、学校の進路に悩むだろう、学校を出てからは社会への進路にこれまた深く悩む時があろう。


そんな人生の分水嶺の時いったい誰に相談するのだろうか、あるアンケートを見て驚いた。


何と、父親に相談するという回答が殆どないのです。最も、私の子供二人も、私には相談して来なかったので、至極当然の回答とも思ったのですが。


しかし、私自身を振りかえった時、私は親父に相談していたんだと、これまた驚きました。何で、親父に相談したのか、あの分からず屋の親父に相談?、自分を疑いましたがそれは確かな事実でした。


その相談の結果私は市ヶ谷の大学を中退して、千葉の大学の職員として、就職したのでした。


☆私が就職(当時は奉職と言いました)した大学キャンバスです。こんなに綺麗では有りませんでした(笑)



戻ります、進路を誰に相談するのかそのアンケート結果、一番は友達です。二番は母親、三番が先生です。これはリスクを恐れている順番とも思いました。


自分の思っていることに賛成してくれそうな人に真っ先に相談する、それは情けないのですが、心の平穏を第一と思えば、理解出来ないことでは有りません。でもそれでは、何も解決はしないのです。


昔昔、こういうことを習いました。


”相談することが決まったら、その指導がどんなに自分の意見と違っても、その指導に従うこと、その覚悟が無ければ、相談しては行けない。


殆どが、相談ではなく「同意」を求めているだけ、それでは人生の階段は上れない、ただ同じ地面を這いまわっているだけと思いなさい!!と”



あの人に相談に行きたいのですが、何を言われるか分からないから不安で行けません、ともし思ったら、行った方が良いです。しかし覚悟は必要です。


私も思い出せば、親父に相談したのは、たとえ親父が分からず屋でも、親父の人生を垣間見て来た私の目には、12歳(丁稚奉公)から働き始めて28歳で独立し、ずっと家族を養って来たその力を認めていたからと、感じて居ます。


煙たい、恐い、頑固な親父でしたが、飛び込んで相談した時には、何だか優しかったなあと思ったことを心の隅で覚えて居ます。



失礼しました。