水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

アガパンサス 2

ついに、蕾が開きました。役目を終えた殻は、一段目のロケットが離れるようにいつの間にか外れて居ました。



ついに開花です。4本立ちました、自然に葉っぱ達よりも上に伸びて、自己主張をしています。ここに咲いているよ、甘い蜜があるよ~と、教えているのでしょう。これは宣伝活動ですね(笑)



渓流の絵、少し進みました。



これでやっと、方向が見えて来たような気がして居ます。


私は朝7時過ぎに会社に行くのですが、その2時間くらい前に起きて気が向いたら、筆を進めます。会社から帰って来てからは、描かないことが多いです。ですから、進みが遅いです。



さて、真鶴半島を行くとそこに、中川一政美術館が有ります。伊豆の景色を描き続けた洋画界の重鎮と聞いて居ます。その美術館に彼の言葉が掲載されて居ました。


絵は現場で描くこと、現場の空気や感動を常に感じながら、絵筆を進めるのですと(ちょっと言葉は違うと思いますが)。


彼は、100号、200号の大きなキャンバスを屋外に持ちだして、現場で絵を描き続けました。その一つを掲載します。


これは、伊豆半島の何れかの景色でしょう。


100号以上はあるかと存じます。


一日中現場で描いていると、日の光りは移動し続けるでしょう、風も変わるでしょう、その変化をキャンバスに叩きつけながら描き続ける根性と申しましょうか、この絵には、何とも言えない奥深さ、色の深さを感じます。



何を言いたいのか、一流の画家と比べようということでは有りません。部屋の中でぬくぬくと写真を見ながら描いていても、それが何だ!!と思った記憶が蘇ったのです。


絵には、人生が現れる(小説や何もかも同じでしょうが)、そう思って居ます。



失礼しました。