水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

何故


誰かが亡くなる度に、この疑問が湧きあがります。


義姉は何処を探しても居ません、当たり前ですね、亡くなったのですから。しかしあの人格は何処へ消えたのでしょうか。そんなことをいつも考えます。


私が私を自覚したのは、多分5歳前後、最もその前から私は居たのでしょう。しかしその記憶は有りません。私が私を認識した時から、この世界を知ることに成ります。それは広い世界のほんの一部ですが、そこには私の他に、様々な自分意識を持った他人が居ました。


しかしこの世界も、私が居なくなると、私のこの世界は無くなるのでしょう。そうやって過去の人々は、この世界から居なく成りました。その中には、この世界がより良い世界になって欲しいと粉骨努力して来た人々、一方では、そうでは無かった人々もおります。


最も、この後者の方が99%以上であることには違いありません。


義姉はいったい何処に行ったのでしょう?、そしてその根源にはいつも、この言葉がうろつきます。それが「何故」という言葉です、私達が何処からかやって来たのだとしたら、それは何故?、何処かに消えて行くのだとしたらそれも何故?、宇宙はビックバンで始まったのだとしたら、それも何故?・・・。


そんなことを考え続けた、お正月でした。