水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

お正月変遷

もういくつ寝ると お正月 お正月には凧あげてコマを回して遊びましょう・・・


こんなお正月が本当に有ったんですよ、60年以上前ですが(笑)


会社の職人さん達はそれぞれの田舎へ帰り、母が家族の為におせち料理を作る後姿が今も鮮明です。


おせち料理の材料は、お歳暮の新巻鮭を買いにあめや横町に行ったついでに、買って来るのです。考えて見ればおせち料理は、正月三日間の食いつなぎでしたね。


それは子供達にすれば、いつもそれなりのご馳走の中で喜んでいたのですが、親達にすれば、店が開いて居ないこの三日間を、どう生きるかとか必死だったかも知れません。


★九品仏、墓参りの帰りです(去年ですが)、妻と右側で少し傾いているのが姉です。



この頃の友達付き合いは、近所者同士でしたね。必ずかどうかは分かりませんが、ガキ大将がいて、彼を中心に遊びました。


多摩川へ凧揚げ、それに飽きると、ベーゴマ、メンコ、九品仏でのかくれんぼなんて、女の子たちは羽子板、おままごと、一応誰もが出来るだけ着飾っていたお正月でした。


こんなことが楽しかったのかと、今思うのですが、でもこんなことが楽しかったんですよだから60年過ぎた今でもよく覚えているのだと思います。


どんなに遊んでも、遊び続けても叱られないのがお正月でした。



今はどうなのだろう、それは、それぞれのお正月なのでしょう。


今年は天気もよく、じいさんとしては箱根駅伝を見ながら、うとうとして居ます。どこを応援するのではなく、選手一人一人の走りを見ながら、その気持ちに想いを馳せるのが何故か楽しいのです。