水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

夫婦とは 2

☆掲載の絵、画用紙はFでしたので、絵には下側も有ります、その部分も掲載します。



思い込んだら命がけ、では無いが、妻の思い込み・勘違いはかなりのものです。


あるスーパーへ二人で買い物へ(昔は仲良く買い物に行っていたのです)。


このシュチュエーションの場合、役割は決めずとも決まって居ました。私がカゴ持ち妻がそのカゴに買ったものを入れる(放り込むが正しい)、そうやって左回りにスーパーを巡るのでした。


その時私は少し考え事をしていたのです、すると妻が居ないことに気づきました。


ふと後ろを見るとそこに妻が居ました、それも一生懸命買い物をして居たのです?、見て居ると買った品物をドンドンカゴに放り込んで居ます、私はその光景を見ながら大笑いをし、しかし結構一大事なことなので急いで妻の所まで戻ったのでした。


私は、そのカゴの持ち主に謝りながら、妻に、こう言いました。


お前のカゴはこっちだと(笑)


一瞬妻は、間違えて入れていたカゴの持ち主を仰ぎ見ました。そして「あっ」と驚き、急いで自分が放り込んだ品物を取りだし、腰を90度に折って謝り始めました。


私が笑ったのは、その品物を黙って入れさせていた私と同じくらいの初老の方が笑顔だったからです。


妻に入れさせるままにそのままだった方、それを楽しんでいたようなのです。ジョークの分かる方でした、私と間違えていることも承知していたようです。


私もその方に謝りました、そうすると又笑顔で、おもしろい奥様ですね、楽しませていただきました、気にせんで下さいと、スタスタと去って行かれました。


お前なあ、気付かなかったのかと・・・私


全然見てなかったわと・・・・・・・・妻


らしいなあと、二人で大笑いの顛末でした。