水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

2019年6月のブログ記事

  • 渚と波しぶき

    房総、大六海岸の波景色です。 このずっと向こうは、久里浜です。その向こうに、晴れていれば富士山が垣間見えます。 昔昔、東横線沿いの家に暮らして居ました、朝一番列車が駅を出る時の独特の音に目を覚まし、それからは寝ることが出来ませんでした。 しかし、この打ち寄せる波の言霊は、良い眠りの根源でした。

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  • 人生は物語 2

    ニッポン放送の11時から、長く続いている人生相談コーナーが有ります。パーソナリティは加藤泰三氏(曜日によっては違う方です)、彼は冒頭でこう言います。 あなたの人生の物語を聞かせて下さい、と。 私はこの言葉を何気なく聞いていました、毎回(毎回聞いているのではありませんが)同じことを繰り返しているのを... 続きをみる

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  • 人生は物語

    この歳になり、重い病をも得て、改めて思うのは、人生は「物語」なんだと思ったことです。 私の病は重いのですが一見元気です、太っても来ました(これはホルモン剤のせいです、多分)。ですので、久しぶりに会う友人から、〇〇、太って元気そうだなあと、言われます。それを否定する理由は一つも有りません。 それはど... 続きをみる

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  • たゆたえども沈まず

    この言葉は、パリ市の紋章とのこと、その説明は以下ですが、ラテン語からフランス語で、すみません、良く分かりません。 パリの紋章にはラテン語で”Fluctuat nec mergitur“と書いてあり、これはフランス語に訳すと”Il tangue mais ne coule pas(揺れはするが、沈没... 続きをみる

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  • おやじ達の哀歌

    以下はFM横浜の投稿です。 京急線の中で、ある高校生がめまいで倒れた、一瞬の後直ぐに起き上ったのだが、周りの人達の心配そうな感じを受けて、彼は、居ずまいを正して言いました。 すみません、部活とテストで寝て居なくて・・・・・・、ごめんなさい、もう、大丈夫です、と。 そうすると、それを見聞きしていた、... 続きをみる

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  • 故郷の河原と思い出と

    もうこれくらいでと筆を置き、あの頃の河原遊びにふけりました。 ここは確か、熊野と尾鷲の山間を流れる大谷川、美しい河です。鮎が沢山採れることでも有名でした。 そして昨夜、この川で遊んでいる夢を見ました。娘と息子がまだ幼い姿で、夢に出て来ました。 良かったなああの頃と、あまり人生を振り返っていると、未... 続きをみる

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  • 緊張の納品

    某有名バレエ団に、衣裳のお届けをしました。 かなり大量のお届け、演目は恒例の「白鳥の湖」、その衣裳です。バレエ衣装は、このように、演目ごとに預かります。その預りは、まさに公演が終わった直後で、多くは日曜日の夜の預かりと成ります。 いつも、この納品の時は緊張します。 汗とドーランで汚れた衣装、匂いと... 続きをみる

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  • 未だ生を知らず いずくんぞ死を知らず

    (このブログもまた、死ぬの生きるのと面倒くさい内容です、ご興味ない方はスルーをお願いします) ☆先日掲載させていただいた「山並み遥か」です、今日の記事に合っている感じがしました。 この表題は、有名な孔子の言葉です。 弟子の質問、先生、死とは何ですか?に答えられたのです。 しかし、この表題の始文7文... 続きをみる

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  • 良かったじゃないですか?

    田園調布の駅近く、美容院が有ります。そこは、昭和9年に父がクリーニング店を創業した場所です。 先日、その美容院の前を通りました、同乗していた事務の責任者に、この場所の説明をしながら通り過ぎたのです。 彼女は、前の会社(平成10年に廃業)から事務をしていた人です。ですので、前の会社が廃業するまでの物... 続きをみる

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  • あじさいの詩(うた)

    ☆このあじさいは、石坂邸のでは有りません、明月院でもなく、でも鎌倉のお寺です、すみません記憶が曖昧で。 あじさいの詩は、あの石坂洋二郎さんの小説です。 読んだのに、内容は忘れています、確か吉永小百合さんが主演で映画にもなったと記憶しています。 小学生のころでしょうか、父のクリーニング外交車に乗せら... 続きをみる

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  • 人には見えない世界(置かれた場所で咲きなさい)

    この写真は、会社入口の前のコンクリートの割れ目から芽を出した、草(名前は分かりません、タンポポかなあ)です。 そして、良くある景色ですね。 このこのコンクリート部分は、10メートル四方程あり、このような草が生えているのは、この一か所です。 私は思いました、良くここにたどり着いたなと、地下は全部君の... 続きをみる

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  • たまには料理

    歳を重ねたら、やはり野菜だなと、実感して居ます。 今日は時間が有りましたので、フキの煮物と、ホウレン草と春菊の胡麻和え、そして、胡瓜と人参と茗荷の浅漬け(これは明日の朝ですね)を作りました。 ★フキを茹でてアクを抜き、皮をむいた残骸です(笑) ★そのフキです、香りがたまりません。 出汁と醤油で煮ま... 続きをみる

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  • 少年とコロ

    寄り添うとは、いかなることか、それが如実に現わされていると思う物語を紹介したいと思います。 うる覚えの所もあり、原文とは違うかも、お許し下さい。 少年は、犬が大好きだった。そして少年は、コロという雑種犬を飼っていた(今は、飼うではなく、共に生活するなのしょうが、ご容赦あれ)。 コロは少年が大好きだ... 続きをみる

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  • 母を抱きて(死ぬる時も、産まれる時のように)

    人は、産まれる時も死ぬときも同じだと、母親に添い寝して看取った男性の言葉です。 この話は、ネットでのニュースなので、もしご興味があるお方は検索をして下さい。 今回は、母親に添い寝する物語が主では有りません。 人は、産まれる時も死ぬときも同じだ、この所です、ここに妙に引かれました。 この男性は、病院... 続きをみる

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  • 死が、残った者達に問うこと

    私は昨年、夏から冬の間に二度の手術を受けました、その二度とも全身麻酔でした。 全身麻酔は、まさに落ちるように意識を失います、それは一瞬でした。 この経験だけで軽々には言えませんが、私はあることを思いました。それは、死ぬという ことはこういうことなんだという、確信のような想いです。 麻酔の場合は直ぐ... 続きをみる

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  • 明月院

    今日鎌倉へ行って来ました、二人で歩いたあの町へ~~ これは佐田まさしの歌、縁切り寺の、冒頭の歌詞です。 縁切り寺と俗称されているのは東慶寺という北鎌倉の寺で、その向かいと行っても離れて居ますが、この、明月院が有ります。 通称あじさい寺です、今が、真っ盛りですね。 この絵を見ながら、かみさんが一言 ... 続きをみる

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  • 人生とは何か

    この言葉を考え始めると、眠れなくなります。 いったいこの生は何だろう、何かの意味があるのかと、誰もが考えることだろう。 昔、悪い奴ほどよく眠る、なんて映画が有った。この内容は忘れたが、悪いことし放題の人生と、少しでも人の為にと生きた人生には、違いはないのかと思う。 もし、人生がこの世で完結で有るな... 続きをみる

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  • 枯れたと思った葡萄の再生

    工場の裏手には、小さな川が流れていて、そこにどういう訳か葡萄の木が有りました。有りましたと過去形なのは、その木に昨年溶剤が掛かってしまい太い幹は枯れてしまったのです。 枯れた部分は切ってしまい、残ったのは、根から10センチ程の幹でした、もう駄目だろうなと思ったら・・・・、 写真が下手くそで分かりづ... 続きをみる

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  • とぼとぼと、帰って来ました

    小学校の高学年の頃、悪ガキ三人の話です。 クラスの3分の2は、下町の悪ガキです、別に説明しなくても品位が有りませんから、すぐにわかります、そう服装も全然違うのでそれこそ一目瞭然です、私ですか?、勿論悪ガキの方ですよ(笑) ☆今の自由が丘(小学校はここから5分くらいです)、遊歩道の辺りです、おしゃれ... 続きをみる

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  • 紫陽花と薔薇

    すみません、庵の部分を、ブログのお仲間の写真をお借りしました、でも、どなたか忘れてしまいました、申し訳ありません。 それ以外は、想像です。紫陽花と薔薇が、一緒に咲いているなんて、余り無いですね。何だか薔薇が、庵を取り押さえ状態です、ダメですね。 絵は自由だなと思いました、こんなところから、抽象画も... 続きをみる

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  • 初恋 そしてクラス会

    小学校時代の仲間から連絡があり、クラス会をとのことでした。この頃出席出来て居ないので、今度はと思っていたところ・・・・、 〇〇さんが来るかもしれないよと、余計なことを追加されました。 〇〇さんかあ、懐かしいな、出来れば逢いたいのですが、逢いたくもないなあ、などと、あの頃を思い出して居ました。 そう... 続きをみる

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  • 水と流れの中に

    描きはじめて、しまった!!と思ったのですが・・・、 水の中の風景に挑戦したいとは思って居ました、でもなあ、難しい、です。 昔撮った、川を真上から観た写真、川の中の魚が見えそうな景色です。 途中、諦めかけましたが、何とか最後まで来ました。

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  • お気に入りの道具

    私の仕事の道具です、正式名は分かりません、通称シミヌキヘラです。 シミヌキヘラと言っても、いったい何をするもの?と思われるでしょう。ヘラは、薬剤と溶剤をなじませるものです。何だと思われるかも知れませんがこのステンレスヘラは、実によく馴染ませられます。 力加減も大事なのですが、それは経験と思います。... 続きをみる

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  • 「捧げる」とは潔さ

    皇后陛下が活躍されている、報道がそのように導いているのかは分かりませんが、私から見ていて、良い笑顔をされていると感じます。 皇后陛下は、美智子上皇后に続いて、民間から嫁がれた二人目の皇后陛下ですね、覚悟の人生のお二人目が、やっと花を開かせたと感慨深いものを感じております。 遠い昔、お釈迦様は、一国... 続きをみる

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  • キムリアに思う

    史上最高の薬価、一回に3349万円の薬の名称です。 血液癌の処方薬で、スイスではもう使用されているのです。 このような薬が、保険適用になるとどうなるのか・・・・、 保険者は3割負担ですので、約1000万円超の自己負担です、そして国は残りの2000万円超を支払うことと成ります。 しかしこのキムリア、... 続きをみる

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  • 看護師さんの大笑い

    昨日は、一か月定期健診でした。 病の進行具合はともかく、明るい良い患者を目指す私です。 先生 〇〇さん調子はいかがですか?(これいつもよ同じです) 私  先生、ありがとうございます、この一か月は良い調子でした。 この後先生は、癌の一年間の数値表をパソコン上で私に見せてくれました、そこには上がったり... 続きをみる

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  • 持久微善を積んで たゆまず

    昔昔習った、賢人の言葉です。 その時は、そうだよな、良く意味も分からず、大事なことと思っただけだった、そんな記憶が有ります。 持久とは、たゆまず、後退させず、久しく持ち堪えながら 微善、あなたに出来るであろう「善」、無理のない善、隠れて野に咲く花のような善 こんなことを、たゆまず積んで生きましょう... 続きをみる

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  • 青天の大六海岸

    風の強い日でした、白波が立ち、遠くには僅かに富士山が見えるのですが、省略しました(笑) 波の絵を描きたいと思って居ました、ネット上では、波の絵専門のような女性水彩画家がおりまして、圧巻でした。 千変万化の波は、人生に重なりました。

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