水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

たまには仕事

トレーナーの背中と袖、そしてフード部分に
ペンキがついてしまったと、お客様から電話
が入りました。


早速受け取りに伺いました、お気に入りのトレーナー
なのです。


どこかの壁に寄りかかり、それがペンキ塗りたてだったのですね。


☆これは、袖の部分です。これを落として行きます。


薬剤はシンナーを使います、原理はワクチンと同じです、シンナーで
ペンキの成分を溶かして行きます。



袖のペンキシミ抜きを、順番で載せました。


写真を観ていると、何だかすーっと抜けているように見えますが
実際は、そうでもなく、生地を傷めない程度に、かなり摩擦を入
れて居ます。


摩擦しながら、シンナーで溶かし、そして超音波ガンで流して
いく、それの繰り返しです。


このようなシミが、背中に二か所、フードにも二か所あり、これから
格闘です。一時間程、掛かると思います。


でも、ペンキがシルク地についたら、駄目ですね、落ちないのでは
なく、シルクの風合いが変わってしまうので、デリケートなんです
よ、シルクは。