水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

東洋医学という神秘

私はご縁をいただき、セカンドオピニオン
を、半年くらい前から、東洋医学のお医者とコンタクトして居ます。


そのお医者さんは、元外科医で、切った張った
の世界で生きて来られた方です。


先日、私的なお話をいただける時間があり、
いろいろお聞きしました。


患者が聞き、先生が応えるというまか不思議な光景です。


何故、外科医から東洋医学に転身されたのですか?


それは、病に対する考え方の違いだったと思います、と。



このように答えてくれる方で、真摯な方だなあと、
この人間性に私は惹かれました。



西洋医学では、病が発症するとその原因を見つけ、
そこを取り除く、又は薬でやっつける、これが基本
発想です。


しかし、これでは何故その病が発症したのかという
根本原因はおざなりなのです。


ニキビが出来たらそのニキビを取ってしまえば良い、
これが西洋医学、でも、そのニキビが出来るような
体質は変わらないのです。


癌で言っても同じで、癌を取り除いても、その癌が
生れるような体質は変わっていないのです。



先生はおっしゃいました。


東洋医学では、人の身体を循環する回路のように捉えて
居ます、その循環は、年齢と共に、摂取する食べ物により
だんだんと疎外されて行きます。


腎臓やリンパだけでは間に合わなくなるのです。


それは出口の少ない高速道路のようなもので、渋滞は
必至ですね。


東洋医学では、この高速道路に沢山の出口を作ること、
これが基本の考えです、と。


放っておくと、だんだんと滞る、血流やリンパ流、そして
満杯になる腎臓、内臓たちはヘキヘキしているのですよ。



私の癌も同じだと、行き場を失った、腎臓にも受け入れて
貰えない毒素が、いつしか溜まり、そこに権益が発生した
、それが癌です。


遺伝子から離れた可哀そうな細胞達、それはコントロール
されることなく増え続けるのです、自分が増えれば、この
身体も死んでしまうことも知らずに。



ですので、この「血の道」を回復させていくこと、これが
東洋医学の考え方です。



私は全てに納得して居ました、つまりそれは下水道のない都会、
いつの間にか自分の身体はそうなっていた、そう強く
感じたのです。


今からではもう遅いと思うのですが、でも、やって見る
価値はあると、そう強く感じたのが、半年以上前のことでした。


そのお蔭か?、私の癌(太郎君)は、おとなしくしているのです、
これは西洋医学からみると、説明のつかないこと、なのです。


太郎!!、共存して行こうなって、毎晩語り掛ける私です、
聞いているのか居ないのか、太郎は黙秘状態なのですが(笑)