水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

人生はいつも一年生

パートさんのお父様、早くに奥様を亡くされて今は
パートさん(娘)さんと二人暮らしです。


病のデパート、入退院を繰り返しながらもお父様
今は、落ち着いて居ます。


さて、パートさんから、父がデイサービスに参加
することになり、勤務時間を変えて欲しいとの要望



彼女は朝父親を送り出し、12過ぎに迎える、これを
スタートさせたのです。


これに慣れれば、一日サービスを受ける予定ですがと
なかなか難しいかもと、眉を垂らして居ました。


緊張するんだそうです、新しいお仲間に緊張する、
それが続いては、何がディサービスなのかもわからなく
なると


お父さまはかって企業人、沢山の人の上に立って働いて
きた方です、プライドも高いと思いました。でもその
プライドが大いに邪魔をする、それも娘さんは
よく理解して居ました。


明日はどうなのかと、父から聞かれて、明日も同じよと
答える、その時に、父親が嬉しそうであれば
良かった良かったと思うのですね。


お父さまは一年生、人生80年を越えて迎える一年生
なんですね、うきうきしたり緊張したりは当たり前
ですね。



考えて見れば私達は、ずっと一年生を繰り返して来ました
小学校、中学校、高校とそして大学も、その後迎える
のは社会人としての一年生、そしてずっと後ですが
定年後の一年生・・・、


もしそれがご夫婦であれば、旦那は奥様に向かって
一年生です、よろしくと、スタートさせるのでしょう。



パートさんのお父さま、その前は病院一年生でした。
これでデイサービス一年生をクリア出来れば、良いなあ
って願いました。


その後は、私達が必ず迎える、あの世の一年生(笑)ですね。


ずっと私達は一年生、その気持ち忘れたくはないなって
ちょっと思いました。