水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

本物と偽物

おはようございます。


表題は、物のことでは有りません。


私の心のことです、今の病を得る前の67年の人生をどう生きて来たのか、それを己に問うた今の気持ちです。


何故私は、美大を受験したのか、そしてそれを思いだす度に、偽物だったなあと思います、それは絵で何かを表現したいから学びたい、のではなく、美大そのものを目指しただけだったのです。求めたのは、心ではなく形でした。


☆前回の絵に、少し手を入れました。この絵を友人が貰ってくれることに成りました、嬉しいです。妻の故郷への想いも入って居る絵です、まあただの田舎の風景ですが(笑)



自分の心がゆらゆらと捉えどころがないから、自らの周りを固めようと鎧を欲したのだと思います。このゆらゆらと捉えどころのない心、自分が自分でない感じというのは、それからの私を支配し続けました。


これを偽物の私と思いつつも、それも含めてお前なんだよ!!とも思います。


しかし、この肉体と言う生命の終わりが見え始めた今、偽物と本物の融合が始まったと感じざるを得ません。


今頃かよ!!と怒られますね、では、本物とは何だ、何なんだ・・・・。


それは「生きたい!!」もっと生きたいと、節に湧きあがってくるマグマのような想いです。心って、この湧きあがる想いのことだったと感じます。


私は多分それに蓋をし続けてきたんだと思って居ます、それはわざとそうして来たことでは有りません、それが自然だったのだと感じます。心ゆらゆらの人生、それは面白おかしい人生では有りましたが、決して心を揺さぶるものでは無かったのです。


ステージ3~4の私が、ステージ4の瀕死の会社を抱えながら、後何年生きて行けるかを問われる人生、これでもお前は心ゆらゆらなのかと、問いを突き付けられたのです。


これを解決しないでは死ねない!!、チキンレースのように、ブレーキをギリギリまで踏むこと無く、会社再生に臨みたいと決意して居ます。


それまで「生きたい!!」、生きねば成りません。


朝から、失礼しました。