水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

嘘をついた

お医者にです。


以下は、癌のことやら病のことが書かれています、ご興味
無い方はスルーをお願いします。



私は面倒な病を抱えています、何かどこかが痛くなったりすると
その病が悪さをしているのか、実は区別がつきません。


そして、癌という病に掛かった方は分かると思うのですが、
どこかが痛かったり、今までと違う症状が出たり
すると直ぐにこう思うのです。


転移では無いか、と


今回私は、腰から右足が痛くなり、ついに来たかと
思ってしまったのです。


骨盤転移です、私の癌は、骨に転移しやすいと
さんざん脅されて来ました、そして骨に転移
すると寿命が一気に縮まるとも


生活のクオリティが下がる原因になると、つまり
骨がもろくなり、骨折しやすくなると


私は先ず、骨転移かどうか、診断を受けることにしました。
レントゲンです、それもかなり特殊なレントゲンで、
骨シンチという名がついています。


結果は転移無しでした(ほっ・・・、 この時は物凄く緊張しました)


これで方針が決まりました、この痛さは経験上ですが
坐骨神経痛に違いないと



新しい整形外科を訪ねました、そして問診票にこう書いた
のです。


他に病無しと、



これまで、こういう嘘はついたことが有りません。


癌を患っていると、正直に書いて来ました。でもそれを
書いた後の面倒さにはヘキヘキして来ました。


それこそお医者が、その病の原因を両面から追うからです。


う~ん、分からないねえ、これが坐骨神経痛から来て居るのか
癌から来て居るのか、難しいねえと


診断がぶれ続けるのです。



これが物凄く面倒なのです、治療方針が決まらないという
現象、お医者が悩む基と成ります。



そういう訳で、私は先ず、骨への転移が無いかを診断して
貰いました。それは掛かりつけの大学病院です。


そして整形外科へ、街のお医者です。


問診票に、他の病無しと書きました。


レントゲンを撮り、これは坐骨神経痛だねと、ほらここの部分
の神経が圧迫されているねと、ぶれ無しでした。



嘘をついた、これはこの6年の経験知でした。


不思議に後ろめたさは無かった、私は嘘をつくと、もう
その後は生きて行けない程、心が揺れる人なのです。


あ~あ、嘘をついちゃった、全部自己責任だものなと
妙な言い訳をして今、整形に通い続けて居ます。


お許し有れ