水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

PSMA療法 未承認の新しい治療法

癌の話です、興味の無い方はどうぞスルーをお願いします。



西郷輝彦さんが、ステージ4の前立腺癌となり、もう治療法
はなく、緩和療法を勧められたと記事が有りました。


(これは暫く前の記事です)


そして抗がん剤治療、治ることも無い治療、苦しみだけの
延命治療です、
もうこの苦しみだけの延命治療は止めようと


彼は一方で、ある記事に引き付けられていたのです、
もう少し生きられる方法はないのだろうか、と。


その記事は、それに応えるような甘い香りを発して居ました。


それがPSMA療法、日本では承認されて居ない特殊な放射線
療法だったのです。



どんな療法なのか・・・・、
簡単に言いますと、前立腺癌を構成するたんぱく質に
取りつく特殊な放射線を発する物質(ルテシウムと言います)を注射
するだけなのです。


癌は、その癌特有のたんぱく質で出来て居ます、まあそれは細胞
なのですが、それはDNAからさよならした細胞で、永遠に増え
続ける細胞です。


西郷さんの場合、既に前立腺癌は手術で取ってしまったのですが、
微細な癌は残っていて、それが全身に転移してしまったのです。


そのルテシウムは血管を廻り、癌が有ればそれに取りつき、放射線
を出し、癌を殺すのです。


西郷さん、3回の治療で、癌が消えた!!と、ユーチューブ(まだ未発表)
で報告をするそうです。


私の所属している、腺友会(前立腺癌の会)より、先んじて知らされました。



何故、こんな良い方法がこの日本では承認されて居ないのか、
それはそれなりに理由はあるようですが、その理由は決して
患者の方に向いた理由ではないのです。


誠に残念なのですが、でも、何とかこの日本でも承認されるよう、
運動は続けて行きたいと腺友会が頑張って居ます。


今、これをもし私が外国で受けようとすると、これからの生きる為の資金が
枯渇するでしょう。


どうしたら良いの、オビ=ワン・ケノービ(分かりませんよね、無視して下さい)
と願いを込めたくなりました。