水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

二つのロス そして心より感謝!!

一つは、歌舞伎役者というより鬼の平蔵の方が良いか
あの吉衛門さんです、静かな雰囲気の中に、
エネルギーが満ちている


そして溢れる人間性を私は感じて来ました、心より
ご冥福を申し上げます。



もうお一人は、このブログのメンバーさんです、よく
私のような者におつきあいをいただきました。


彼女は私のような者を、師匠!師匠!と呼びます、
それを聞く度に思ったのです。


彼女こそ、私の師匠だと・・・・、


私は私自身のことも有りますが、特に息子のことでは
お手上げだったのです。


詳しくは書けませんが、息子は社会不適応で、小さな頃は
多動児と呼ばれ、それでも、孤立しながらも生きて
来ました。


私は、いつしか、私と息子が大変似ていることに気付きました、
それが、二つ目のロス、ブログお仲間の記事のお陰
だったのです。


社会不適応、つまり息子は、いわゆるサラリーマンという道には
進めず、今は大変個性的な道を自ら歩んで居ます、先日の
11月27日に、40歳を過ぎました。


この頃その息子と、今更のような親子をしています、彼と待ち合わせて
飯を食う、そこには私の病を心底心配する彼が居ました、そういう
ことって言葉で無く伝わって来るのです。


ここに来るまでには、何年もの時が必要でした、それを気付かせて
くれたのが、彼女でした。


人は、何も苦労を背負おうとして苦労しているのではなく、生きて
いるだけで、雨が降るように苦労の元は注がれ続けます。


これこそ、誰にも平等なのだと私は思います。


彼女のご苦労も、計りしることは出来ませんが、これを一言で
「試練だ!!」とまとめることも出来ないでしょう。


いつも思います、映画は終わればそれでお終い!!ですが、人生って
生きている限り続くのだと、



あなたのお陰で、私は、自分ともう一人の自分に逢えた気がします、
そしてそれが息子との対峙も可能にしたのだと思って居ます。


そして人生とは、息子でも親でも兄弟でも友達でもなく、最も大切
なのは、自分ともう一人の自分との二人三脚なんだと、
今は思えます。



ありがとうございました、そして必ずあなたの幸せを掴んで下さい、
これからは、必ずそれが実現されることを、祈る日々です。


感謝!!!