人生とは何か
この頃、妄想なのか、変な夢を見ます。
自分が何処か知らない所に住んでいて、でも違和感がなくて、それが現在ではないような景色なのです。
そして目を覚ます、その時にいつも思うのです。忘れているだけなんだと・・・、しかしこれって妄想ですよね。
余命を告げられて以来、自分に都合の良い世界を考えがちです。
折角、岸本氏の命を掛けた執筆を紹介した私が、安易な妄想の世界を描こうとして居ます。
表題、人生とは何か、これは考えることもなく、人間生活のことですね。それぞれの頭を取って「人生」とした訳でしょう。
では、人間生活とは何かと問われると、ふと、止まらざるを得ません。
グッドバイと言って、玉川上水に飛び込んだ太宰治、いったい何にグッドバイだったのか分かりません。
人間生活にグッドバイだったのでしょうか、生きづらかった人生だったのか、それをいくら小説で表現しても、表現しきれない何かが有ったのかも知れません。天才の想い、それを凡人の私が、想像することは出来ません。
いつ終わるとも分からないこの人生ですが、しかし自ら命を絶たなくても、ちゃんと終わりの時は来ます。
改めて、人生とは何か、それを考えて行きたい、そう思って居ます。
100万回生きた猫、そんな絵本が有りました。百万回も適わないなあなどと思いながら、その結末を知った時に思いました。
愛を知った猫は、もう生まれ変わることは無かったのですと・・・、
良く分かりませんねえ、でも、愛を知るって、難しいことなのかも知れません。
失礼しました。
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