水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

人生を司るもの  水彩画

司るとは、引き受けるとも理解して良いのだろう


自分の人生を自分が引き受ける、それは当たり前のことなのだが、
どうも、しっかりと引き受けることは存外難しい


司るとは、支配するものとも訳せる、自分の人生を支配する何か、
それは何だろうか



この頃思う、人生晩年になって思うこと、それは何をしても
現れる自分、本当に何をしていてもそれは現れる


運転をしても
料理を作っても
ギターを鳴らしても
仕事をしていても
人と話をしていても


そして、絵を描いていても


そこに私は現れる


それを愛おしいと思えるなら、その人生は幸せだったと言えるのかも知れない




絵を描いていて思うのです、これ以外の絵は描けないと
それは歩き方のようなもの、意識していない自分の
素振りのようなもの


そこには、積み重ねて来た自分がいるのです。


この文章も同じでしょう、こんなアホなこと書く、それが私なんだと



母は姉に生前漏らしていたと、この子は私が居なくなったら生きて行ける
のだろうかと、


そんな親不孝な私も、こうやって生きている、そして母のいる場所に
やっと行けると思うと、それも楽しみだと思う


人生を司るもの、それは何だろうと思いながら書いて来た、
自分を形成して来たものの正体を知りたいと


自分を支配するものを



さあ、そろそろ出勤です、そして思考は消えて行きます、仕事とは
そういうもの、ですね。


人生を司るものに感謝しながら・・・・・、