人生とは何か 8 意識と魂
私達の人生は、今回の一回限りなのだろうか、100万回生まれた猫のように、何度も生まれ変わるのだろうか・・・・。
本当の愛を知った猫は、二度と生まれることは無かった・・・と、猫はいったいどこへ行ったのでしょう。
そしてそもそも、この私意識は、何処から生れているのでしょう。同じことを書きますが肉体が動くと私意識は動きますので、私自身の中に私が潜んでいることは確かです。
ある有名な脳科学者がある記者に質問を受けました。研究をしていて一番の課題は何でしょう、と。
それは、意識です。
脳の何処を探しても、これが意識だという所は見つからないのです。この課題はこれからも課題で有り続けます。
そもそも、人生がこの人生一回きりだったら、精神を高めて人の為に生きるとか、悪いことをしては行けないとか、そんなこと何にも成らないでしょう。
では改めて、人生とは何なのでしょうか?
私意識とは、どこから来て何処にあるのでしょうか?
残念ながら、これに答えられる科学は未だに有りません、上記の脳科学者と同じです。
これらの答えは、未だに、宗教の独占状態です。そしてその宗教の答えは、実に様々ではなく、実に似たような答えに満ちて居ます。
それは例えば、人生とは仮のもので、修行の場であるとか、魂の故郷は遠くの次元に存在するとか、そういう教えです。
魂かあ、意識ってこの魂のこと?と、思ったり。
得体の知れない、解決の見えない、思考の連鎖の中に溺れて行きます。
でも、何となく確信することが有ります、以前からずっと生きて来たと、そしてこれからも魂という意識は、違う肉体に宿り、形を結ぶのだろうと・・・、
未だ愛を知らず、沢山注がれて来た愛に気づかず・・・・、またいつか何処かで自分が誕生すると思った時私は、
う~ん、面倒くさいなと、ちょっと思ってしまいました。
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