泣いた赤鬼
結構有名なおとぎ話、絵本も良いですね。
あらすじは、
村人に好かれない赤鬼、何をしても好かれないと嘆いていた
そこへ青鬼が来て、一つの知恵を授けた
それは、俺が(青鬼)が村人をいじめる素振りをするからお前は
俺をやっつければ良い、と
その提案に乗った赤鬼、村人の前で青鬼をやっつけて退散させて
しまう
青鬼は、村から逃げていき、そのまま帰らなかった
赤鬼は村人から絶大な信頼を勝ち得たのだが、深い寂しさだけが
残った
青鬼よ、ありがとう!!、でももう君は帰って来ないのかと
涙は止まらなかった
こんなあらすじだった、今この物語を読み返すと、小さな頃とは
違う感慨が込み上げてくる、この物語はいったい何を示唆して
居るのだろうかと
いったい青鬼は誰だったのか、もう戻っては来ないのだろうかと
悪さを演じて嫌われて、でも赤鬼が幸せなら良いと思う、
そんな他人はいない、何処にも居ない
泣いた赤鬼はこの私、このリアルな社会を泣きながら生きている私
青鬼は、いつも何が有っても私の傍にいてくれたであろう誰か
それは多分、もう一人の私かも知れない
そう思った。
追記
ウエット オン ウエットの絵は限りなく失敗の道を歩んでいます(ー_ー)!!
水彩画、特に滲みの絵は本当に難しいです。
いや、でも、どうであれ、ただの自己満足には違いないですが(^_-)
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