躾された記憶(これが良かったのかも) 水彩画
小さい頃、私は左利き、何をするにも左でした。
バットを振るのも、箸を持つのもあやつるのも、絵を描く時も
全く左手でした。
小学校の低学年くらいでしたか母が私に、きつく言い始めた
のです、
何を?
食べるのと書くのを右手にしなさい!!って
つまり、箸と鉛筆を右手に変えなさいという至上命令だったのです。
寝ても覚めても、左手を使うのは禁止でした、それを破ると何故か
父の重い箸がパシンと私の手の甲を叩くのです。
そうやって、どれくらいの月日が流れたでしょう、私は右手で箸を持ち、
右手で鉛筆をあやつって居ました。
このお蔭か今でも私は、両手を使えます、右手でも左手でも箸と鉛筆
を使えるのです、まあ、それがどうした!!くらいのことですが(ー_ー)!!
☆この子は左利きなのでしょう、娘をイメージした以前に描きました、でも娘
今は右手使いです(^_-)
ただ一つどうしても治らないというか、右手では出来ないことが有ります、
それが絵を描くことなのです、何故か分かりません。
左手でないと、物の存在が(立体感のようなものか)掴めないのです、
左手でないと空間感も保てないのです(大した空間感では無いですが)
絵は、偉そうに書きますが、奥行き感(これも空間感)が結構大事で、
それが左手でないと掴めないのは何故なのだろうって、
どうでも良いことに悩んでいます。
あの時、躾けられて良かったと、今は思っています、何故母は、そんなことに
厳しくいたのだろうかと、
右手で食べて、右手で書きなさい!!は、母のポリシーだったのかも
そのポリシーに、今は感謝なのです(^_-)
母の日過ぎましたが・・・、おふくろ、ありがとうな(*^_^*)
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