ブルーピリオド 観に行ってしまいました(ー_ー)!!
アニメでもやっていたこの物語、自分に引き寄せながら観て居ました。
主人公が何とも美青年で、私から見ても好感でした。
何も勉強もしないで普通に成績が良い高校三年生、でも、本当に自分が何をしたいのか
も分からずに、渋谷をさ迷う不良少年、その対比の中で彼は
ある朝、ブルーに染まる渋谷の街に魅せられるのです、渋谷ブルー、あの喧噪
が嘘のように大空は、早朝の渋谷の街を青に染めていたのです。
こんな感じで物語は進みます、これ以上はネタバレと成りますので控えます、ご興味
ある方はどうぞ(*^_^*)
映画も中盤辺りに、美大の試験会場が出て来ます、50年以上前とは
違い全然良い会場となって居ますが、その雰囲気はあまり変わらず、
観ている内に私は、背中が汗で滲んで来ました。
一発勝負の緊張感だったのか、自分の実力ははなから及ばないと思って
いたからか、周り中が天才に見えていたのです。
映画では自画像が課題でしたが、そうではなく石膏デッサンでした、もう何百枚
描いただろうそれと同じブルータスの石膏が目の前に有りました。
私はもう負けていました、ブルータスの全光の正面像に負けていたのです。
何て運が悪いんだとその番号札を恨みました、もう一つ右だったら
この像は浮き上がって見えるのにと、恨んだのです。
ただの実力の無さ、それは分かっていたのですが(ー_ー)!!
一日6時間、二日に渡って描くのです、二日目はもう
萎れていたのです。
それから40年、私は絵を描くことは有りませんでした、このブログを開始してから
もう8年(人気はないですが(笑))、何故か水彩画を描き始めました。
何故なのかは分かりません、命のお尻を決められたからなのか、でも今は
そんな理由はどうでも良いと思っています。
描いていて楽しい、それで良いと、あの頃苦しみ抜いて描いていた絵は
面白くもなにも無い絵だったと、受かるか受からないかだけの絵は
殺伐としていただけでしょう。
ブルーピリオド、演出もあるのでしょうが、主人公は受験を目指す中で
人生で一番大切なものと出逢って行きます、両親への感謝、友達への
エール、先生へのリスペクト、そして何よりも
本当の自分との出逢い、だったと

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