水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

母と子と夕焼けと  水彩画


あの頃、母は忙しかった
ある日雨が降った
母が迎えに来てくれると
そっとガラスの向こうを観ると
傘を持った祖母の姿が有った


私は祖母をののしった
祖母が居なければ母が来てくれただろうと
単細胞のような発想は
祖母を悲しませた


夕焼けに抱かれる私
ずっとずっと夢見て来たそれは
今もほのかに私を包む


こんな景色
有るはずも無いのに