水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

花いっぱいの管理室

これはネットの記事でしたので、真実性は分からないのですが、妙に感動したのでブログにします。


ある駐車場管理人の話です、この記事の作者は、その駐車場をよく利用した方で、その管理人が奥様の事情で、空気の綺麗なところに引っ越すことになり、この別れを惜しんだのです。


いつも明るく挨拶をしてくれる管理人さん、駐車場が満車の時には、本当に済まなそうにしていた管理人さんでした。あるお客が、満車!!と怒って行ってしまった時など、管理人さんはその車が見えなくなるまで頭を下げていたとか。


明日、もう最後なんだと知った時彼は、花でも持参して感謝を伝えようとその駐車場に行ったのだそうです。そこには驚愕の景色が広がっていたのです。



その小さな管理室が、花束でいっぱいだったのです。


何と、自分と同じような想いの利用者達が沢山集まっていたのでした。



ありがとうございました、あの時傘も貸していただいて


ありがとうございました、重い荷物も持っていただいて


このような感謝の言葉が次々と聞こえて来たのです、彼はいつの間にか、その花束の列に並んで居ました。



そして自分の番になり、感謝の言葉を伝えると管理人さんは・・・・、


私は何もして居ませんよ、私がしたのは「挨拶とお詫び」だけです、と。


そして仕事の話になったそうです。


ここに車を停めると、管理人さんの笑顔と挨拶のお陰か、その日の仕事を頑張ろうって思えるのです、と。


管理人さんはそれを受けてこのように言ったそうです。


仕事って、その仕事の内容に期待をすると、仕事に裏切られたりで詰まらなくなるものです。そして仕事って「面白い仕事も詰まらない仕事」もないのですよ、と。


私がしたのは「挨拶とお詫び」だけ、そのように言う管理人さん、でもこんなに沢山の人達が感謝と別れを惜しみにやってきた、それを間近にした私は、仕事と人生に対するスタンスが、変わって行かざるを得ませんでした。



以上は、記事を私の記憶で書き起こしているので、内容に違いがあると思います、申し訳ないです。でも、骨子は、変わりないと思います。


管理人さんは、奥様の肺の調子が良く無く、空気の綺麗なところに引っ越すと書きました、この管理人さんの行くところには又、沢山の花が咲くことでしょうね。


せちがらい世の中、あちこちでいざこざも多いご時世で、こんな記事に出逢うと、人って優しいな、人生って良いなあと思います。


失礼しました。