水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

かくれんぼ

かくれんぼ 僕はここだよ 日が暮れる



昔昔、九品仏でよくかくれんぼをしたなあ。


でも、みんな忙しい時代で、夕方は店の手伝いとか、小学生なのに働いていた。


その時も、そうだった。


☆九品仏山門、以前の絵です、赤い傘の子供は私のつもりです。かくれんぼ は、
 この山門のずーっと奥でやって居ました。



私はお墓の裏側に隠れて、誰かが見つけてくれるのを待っていた。考えて見れば馬鹿らしくでも、心細いものだった。


見つけて貰えないかくれんぼ、そして夕暮れとなった。夕暮れのお墓は何とも寂しく怖い、でも周りは静寂に包まれていて、誰も居ないのでした。


おそるおそるお墓の裏側から出た私は、急いで家路につきました。どうやら、泣いていたようです、母が私をどうしたのと言った様子で、抱きしめてくれたのでした。


寂しい、初めてそう思えた体験でした。


探して貰えなかったのが寂しかったのか、いつの間にか誰も居なくなったことが、寂しかったのか、何とも言えない不安に覆われた心が、私を覆ったことは確かでした。



小さな頃に感じたこの「寂しさ」は、今も心を叩き続けて居ます。


人は一人では生きていけない、それは心が耐えられないから・・・・・、


何故仲間達は居なくなったのか、それは忙しかったから、親達が息子を働き手として迎えに来たのです。一人去り、二人去り、そして何となく解散してしまったのでした。


私を残して・・・・


かくれんぼ 寂しさ知った 夏の宵



失礼しました。





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