水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

私のペルソナ

ペルソナとは、あの心理学者ユンクが提唱した考えです。


直訳すると「仮面」ですね。


今の日本では、一部そのような場面が垣間見られます、それが「忖度」という言葉、自分ではやりたくないこと、そうは思わないがそれをしないと自分が危ういからと、本来の気持ちとは違う判断をしてしまう、それが忖度でしょう。


これも一つのペルソナ。



2年半前、私は大きな病を得ました、実際にはその何十年も前から育てて来た病でした、ただそれに気づかなかっただけでしたが・・・・。


しかしその病のお蔭で私は、ペルソナを演じる必要が無くなった、そう感じております。


必要が無くなったという表現と共に、もっと適切な表現、それは、本当の自分を生きるが正しいかも知れません。


この言葉一つ一つは、多くの解釈もあるでしょうから、表現は難しいですが。



この病は、頭を打たれた病です、いわゆる完治は望めず、治療は延命のみと成りました。


でも、タイムリミットまではまだ時間があるかも知れない、最近の体調でそう思える日々は続いて居ます。


本当の自分を生きる、心の仮面を脱ぐ、もしかしたらその姿勢が、会社の再建に微妙な影響をと感じるこの頃です。


こんな小さな会社だからこそ、風通しの良い会社とは、風通しのよい私自身の心が生むものなのでしょう。


そしてそれは、私がそう思うことではなく、相手が感じることですね。相手とは、仲間であり、パートさん達であり、出入りの業者さん達ですね。



会社はまだまだ、正常債権会社には成れておりません。銀行は、私共の微々たる黒字を横目で見ながら、一方では冷ややかです。いつ、債権回収の判断をされるか分かりません。


これを正常債権会社に戻すまで、我が命よ頑張って欲しい、女神様お願いしますと願う日々は、ペルソナでは無いよなと己に問うて居ます。