１８年の間、マイナスを重ねてきた会社、１９年目、２０年目と、わずかな黒字に転じました。私共は、３月末決算ですので、間もなく今年の数字がつまびらかになると思います。

ここに来て、大変な事態となり、頭を悩ませています。それは、黒字倒産という怪物に寝起きを襲われたような感覚です。

クリーニング屋にとって、１月、２月、３月初めまでは、売り上げが四分の一くらいに減ります。仕方がないなんて言ってられないのですが、洗うものがないのが現状で、そういう意味で仕方がないと思って居ます。

何故黒字倒産なのかそれは、売掛金の回収が遅れているからです。手形取引は有りませんので、この回収が半年先なんてことは無いのですが、それにしても遅れて居ます。

やんやの催促はなかなか出来ず、柔らかく催促するのが精いっぱいなのです。

競争者は多い、同業他社が内の仕事を狙っている、つまりクリーニングを出す側は、選び放題な訳です。でも結局、ちゃんとやれる業者は少なく、結果私共が選ばれているんだとは感じて居ます。

売掛金を担保に、お金を貸します！！、なんてメールが、どこで内を見つけたのか、どっと送られて来ています、嫌な世の中ですね。

例えば３００万円の売掛債権が有れば、即、２６０万円（これは８割ですから上等な方です）振り込みます、と。

でもその代わり、３００万円が入金となったらそれはそのまま業者に入る訳です。

一か月で、４０万円の儲けという訳です。でもこれで助かる会社があるのかも知れないと、こんな橋を渡らんとする会社は、銀行からはシャットアウトでしょうから。

そんな訳で、暖かく成りましたが、もう一段厳しい経営を余儀なくされて居ます。でも今月は、大丈夫と思います(笑)

失礼しました。