井戸を掘るなら
水が湧きだすまで掘れ!!
これは、明治の農村指導者、石川理紀之助の言葉です。
石川は疲弊にあえぐ東北の農村復興にその生涯を捧げた人物である。
彼はどんな時でも決して諦めることなく、結果を出すまで努力することの大切さを教えた。
そして彼が言うには、様々な事業において「何よりも得がたいのは”信頼”である。信頼はつつみかくさず教え合うことから生まれる。進歩とは厚い信頼でできた巣の中ですくすくと育つのだ」とも述べている。
★石川理紀之助、その人です。
何事も、始めたら諦めるな!!
諦めなければ、会社は潰れないと、それは自身の体験で今はそう痛感して居ます。
でも一方では、もう少し早く会社を閉めていたら、こんなに被害は拡大しなかっただろうと、悔やむ経営者も沢山存在します。赤字を引っ張り続けた結果、それはドンドン拡大するだけなのです。
いつもこのように思います、物事には必ず両面があると、続けた方が良い場合と、さっさと諦めた方が良い場合があると。
いづれにしても、両者のどちらの道を選ぶにしても、この石川理紀之助の言葉は心に響かせねば成らないと思いました。
よいしょ!!よいしょ!!と井戸を掘る、三日、四日と、水は出て来ない、でも掘りつづける、もしかしたら倒れるまで掘りつづけるのだろう。
その姿が、石川の言う「信頼」という果実をもたらすのかも知れません。
失礼しました。
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