水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

医者と患者

今日は、一か月検診でした。


ちょっと気持ちは暗いです。


三時間待ちの1分検診は変わりませんでした。先生は少し不機嫌でしたね、前の患者で何か有ったのか、分かりません、長かったですから。


診るのはPSAという数値のみです。


ちなみに、PSAの意味は・・・・、
前立腺特異抗原(prostatic specific antigen)の略です。癌になった前立腺は、この特異抗原からある特殊なものを分泌します、正常な前立腺では分泌しないものです。


結果、この量が多くなるほど、癌が活動しているという目安になるのです。



〇〇さん、PSA、多少上がって居ますが、問題ないですねと、先生。


でも、上がって居ますよねと、私。


問題ないって、言っているでしょう!


上がっているのに問題ないのですか?、と、私


たたみかけるように私は言いました。


先生、口の苦さがまだあるのですが、何とかなりませんか、と。


・・・・・・・。


先生、そんなに長くない命です、せいぜい食べ物を美味しく食べたいのですが短い間でも、です。


・・・・・・・。


ホルモン剤を変えるとか、新しい薬(新しいホルモン剤が認証されたと厚生労働省のページに出て居ました)も出来たと聞いて居ますが・・・・、


そこで初めて先生が反応しました、あの薬はまだ使えませんよ、〇〇さん、今の薬が効いて居ますから続けましょう、次は来月7日で良いですか?


はい終わり~!!って感じで、私の次の質問は遮られました。



これが、医者と患者の会話です。ある程度は突っ込めるのですが、もうこの先生を辞めるならもっと突っ込むと思いますが。


何か、握られているという感じが拭えないのです。悪い先生ではありません、普通の先生と思います。この先生をやめてもっと良い先生に出会うことは出来るか、今それを真剣に考えて居ます。


もう間もなく死ぬんだから、延命だけで助かる方法はないんだから、あまり色々考えない方が良いのではと、口が苦いくらい、命とどっちが大事なんですかと、そんな言葉が先生の心の奥に隠れていること、強く感じました。


何だかなあ、同じ旅でも、誰と旅をするかは大事ですよね、大事に決まって居ますよね。


失礼しました。