水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

やはり無理だな

お年寄りの免許返還です。


今日も神戸でバスの歩道突っ込み事故が有りました、お年寄りが運転していた訳では有りませんが、二人の方が亡くなりました。


二人の方、まさか自分がと思う暇も無かったでしょうね、板橋の事故のニュースを見ながら明日は自分かと思う人も少ないでしょうが、この明日は自分に、宝くじのように当たる人は居るのです。




さて、表題のことです。


私の街の銀行前の道路脇、ATMに用事があるのでしょう、立派なベンツが止まりました。


でも観ていても、なかなか出て来ません。やっとドアが空き、やっとの想いで出て来たのは、どうひいき目に見ても、90歳は越えているでしょう。出て来て立ち上がった後直ぐに戻ってきたドアに押されて、再びイスに戻ってしまいました。


そしてまた、やっと立ち上がり今度はドアを強く押しました、ドアは道半分くらいを占領し、後ろからの車は待機状態と成りました、そんなことお構い無しです。


そして立ち上がった老人は、車から杖を二本出して、それを両手で持ち、転んでしまいそうな身体を支えながら、最後にドアを閉めました。誰か介添え人が居るのかと思いましたが、たった一人でした。


この人、運転して来たんだ、いや~恐ろしい、本当に恐ろしい、このような老人が運転していることって、歩いている人達には全く分かりませんから。


だから恐ろしい、いつこの車が、ブレーキを踏み続けても止まらなかったとアクセルを踏み続け恐ろしい事故を起こす、そして、恐怖の顔を浮かべながらコメントする姿なんて、絶対に見たくないです。


その姿、お召しの洋服を見ても、相当なお金持ちであることは想像が付きます。まあ、そんなことはどうでも良いですが、やはり無理だな、この表題に戻りましょう。



お年寄りに、免許を返上させようという目論見は、無理ですね。もしさせるなら、法律を作りましょう。私も仕事が出来なく成りますが、従います。


明日は我が身という諺が、現実のものとなり、私達をいつ襲うのか分かりませんが、このようなお年寄りが、あちこちで凶器である車を運転して居る事実を、いつも頭の片隅に置き、気を付けるしか有りません。


しかし、怖い、恐ろしい、私は思わずその老人に近づき、もう運転はお辞めなさいと言いそうになりました。


人生最後の最後に、殺人者に成りますよと、今のまま運転を続けて居れば必ず、と。


失礼しました。