水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

現実が教えてくれること

ラグビーが頑張っている、そのメンバーを見ると、半分の人達は日本人
ではない(日本の国籍を取って居る人もいる)が、何故かそれを歓迎し
たいと生意気にも思いました。


今や建設業界、クリーニング業界も、そしてスポーツを始めあらゆる分
野に、二世三世にも、いわゆる純潔でない人々が広がって居ます、沢山
の血が混ざりあうことは生物学的に見ても良いことでしょう。


★写真はネットからです、昨日もサモアに勝利しました、でもあのサモアの踊りはかっこ
良かったなあ



でも、このことを、自分の身内に引き寄せて考えると、ちょっと結果は
違ってくるかも知れません。


私の先輩、心は広く、マルチに学び、外国人との交流も多く、今の日本
にはもっと多くの血が混じって行くことが必要だと、論じて居ました。



ある日先輩が浮かない顔で、私の前に現れました。


野菜党君、私は前言を翻さねばならないよ、心の広いようなことを言っ
居たんだが、それはどうやら本音では無かったな、と。



実は娘が、恋人に逢ってくれと言って来たんだ、ちょっと嫌な予感がし
たんだ、娘のこの所の言動にそれを感じていたからなんだけど。


そして逢ったんだ、ショックだったんだよ自分の心が、その狭さに我が
心の狡猾さを観た想いだったんだ。


日本人の血はもっと外国交わった方が良いと言い続けてきた、でもその
本心は、自分の家族以外はと一線を引いて居たんだ。それが分かったん
だ、事実を突き付けられて初めて分かったんだ。


娘が連れてきた恋人は黒かったんだよ。


人の家のことならそれがどうしたんですかって言うだろう、それくらい
私は、人のことなんかどうでも良かったんだな。



この後の物語は、詳しく聞いてはいません、受け入れて今は幸せとは、
風に乗って来て居ます。



経営評論家が、実際に会社を経営してその会社が良くなったという話を
私はあまり知りません。机上のことと現実は、似て非なるものです。


日本人は、心のどこかで、異文化異人種を否定している傾向があるでしょう。
純潔とか単一民族とか、まだまだそれに埃を持って居る人々もいるようです。



のっぺりと 師走も知らず 今朝の春


良寛さんの句です。


異国からの攻撃も何度も免れたこの日本という国、この句のように、のっぺり
とただ自国のことだけを考えて生きていくことは難しくなったと、言わざるを
得ません。