水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

洗濯ブラザース(助けられて来た私)

洗濯ブラザース、ご存知ないとは思います。


しかしこの所、知る人ぞ知る、存在になって来ました。



それを引っ張ったのがこの本、間違いだらけの洗濯術でした。


増刷増刷で、もう4万部程売れています。このようなノウハウ
本今は多いですが、その中でも、飛び切りの状態です。


☆洗濯ブラザースです。


彼らは30代から40代の、若者と言いましょうか、おじさん
の入口と言いましょうか、でも、仕事が一番出来る年代であろ
うことは確かと思います。


真ん中が茂木康之君、左側がその兄貴の貴志君、右端はお二人の
友人です。ですので、本当の兄弟は左の二人です。



育ってくれたなあって、上から目線ですが、そんな想いが心を
膨らませます。


そして今、思い出して居ます。



今から22年前に創業した会社、その時私は50歳とういう既に
ロートルでした。


潰れた旧会社の職人さん達を引き受けた会社、その職人さん達は
全員私より年上でした。苦情の嵐の会社、何で彼らを引き受けた
んだろうって、後悔の塊となった私でしたが、時の神様は、時間
川を静かに流してくれました。


ある日、一人の若者が会社を訪ねて来ました、20歳に成ろうか、
若い若い青年でした。彼は、ドライクリーニング機械の溶剤管理
の営業マンでした。


今から17年程前のことです。会社が創業して5年、職人さん達
が闊歩している工場を彼は、珍しいものでも見るような顔で、観
ていたのです。


今時、こんな工場があるのかと彼は後日語って居ました。


クリーニングの工場はこの頃でも、既にパートさん中心で、この
立ち上げた会社のような職人さん達中心の工場はもう存在してい
なかったのです。


この物語、彼との関りが創り上げて来た物語で、私共と彼らは、
互いに成長をして行くのです。


彼はその後、独立をして、自分の店を持ち、クリーニングを
スタートさせたのです。そして私共との関りは益々深くなって
行きました。


彼は私に言いました、クリーニングは自分の天職です!!と


思えば、この出会いが、後に、大赤字の会社を助け、一方で
若者達は成長し、洗濯ブラザースが誕生したのです。


この頃関わった若者達は、彼らだけでは有りません。そして今
その若者達が、この小さな会社を支えて居ます。


不思議だなあって、22年前、古い人達を引き受け、どうしよ
うも無い世界に落ち込んだ私が今、逆に若い人達に支えられて
いることに、不思議な力を感じるのです。



という訳で皆さん、洗濯ブラザースが、テレビ出演します。


令和2年2月11日(火曜)
TBSテレビ 午後7時より
加藤浩次MC「この差って何ですか?」


どうかお時間ある方は、元気な若者をご覧いただければ幸いです。