物事はついででは成就しない
散歩のついでに、富士山に登った人は居ない
そんな言葉を聞いたことがあります。当たり前なんですが、自分の人生を振り返って見ると、重要なことを簡単に考えて生きて来たことが多いです。
天性のいい加減さ、そういう血が自分には流れている、沖縄流で言えば「なんくるないさ~」でしょうか。
絵を描きながら、益々、そういう私と向かい合って居ます。いい加減なんです、ここはこうで良いやと、もうパレットに違う色を混ぜるのも面倒くさいから、この色で行っちゃおうと、そんな感じです。
雨の飲み屋街、こんなシュチュエーションが好きなのも、結構いい加減に描けるからかも知れません。
酔っ払いの親父達、ひと待ち姿のご婦人の後ろ姿、そんな人達を昔昔、武蔵小杉の飲み屋街に現しました。私もこの中の何処かに居るのかと思います。
何だか中途半端なので、もう少し描いて行きます(描いたら差し替えます)。いい加減なのに、中途半端は嫌いなのです。
しかし、物事はついででは成就しない、この言葉は肝に銘じております。
失礼しました。
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