水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

春の散歩道 若者編(*^_^*)


未来ある若者、いや未来しか無い若者


この頃思うこと、私はこの若い時代を上手く生きられなかったことを


上手く生きようなんて、そのことがもう間違っているのだろう


有るがままに生きる、そんな飄々さを感じる友人がいた、羨ましかった
私は、コソコソキョロキョロしながら生きる、周りの目を
気にしながら道を決めるような若者だったと思う


しかしある日、それを全部放り出した、大学も辞めた
そして好きだった料理の道に突き進んだ・・・・なんて(笑)


こう書くとちょっとカッコ良い、放り出したのは本当ですが、
行くところが無くて料理の道に仕方なく入った、
これ、本当のことです。


書きようでどうにでもなる、そんな昔に戻りたいか?と聴かれたら
金輪際ごめんだ!!と、焼けつくような青春には、何のポリシー
も無かったから


毎晩江の島まで友人達と車を走らせ、江の島の海に大きな
石を投げいれて夜光虫を見に行った、ただそれだけの為に


朝寝て昼過ぎに起きる、夕方までぼーっとして、活動を開始する
こんな日々に戻りたいはずがないのです。


こうやって、未来しかないであろう若者の私の今は、過ぎて行った、そして
それらを放り出した私、情けない権化のような私が人生を
一転させた


朝五時に起き人の為に朝食を作る生活に変わった、まさにパラダイムシフト
人生の転換点でした


穏やかな春の散歩道、穏やかに穏やかに人生を進めることは出来ただろうに
と、振り返りふとそう思うことはあるのですが(*^_^*)


色々回想しながら描きました。