抵抗
私の癌は終わり方に、余り多様性がないことが分かりました。
多様性がないとは、ある段階を越えると、施しようがなくなるのです。つまり末期の姿に多様性がないのです。
分かりづらいですよね、この言い方・・・・、
この癌の末期は、去勢抵抗性前立癌という公称で呼ばれます。
これはホルモン抵抗性癌という意味で、男性ホルモンを唯一の栄養とする癌が、ホルモン療法で男性ホルモンをを全て止められてもいつの日か、癌自身が男性ホルモンを作り始めるという癌の「抵抗」なんです。
癌が自ら男性ホルモンを作り始める、何という自助努力でしょうか。
その自助努力が、自分の親を殺してしまう、そして自らも死ぬのです。
馬鹿なのは癌なのか親なのか、両方ですね(笑)
☆右側の怖い絵が「癌」です、図の通り、彼が自ら男性ホルモンを作り始めるのです。
自らが作った男性ホルモンを自らが食し、そして再び成長を開始する、それももうスピードで。
それまで牛のスピードでの成長だった前立腺癌は、俄然、新幹線となって体中を駆け巡るのです。
多様性がないとはこのような意味で、同じ病なら、必ずこのような道を通りって、神様の元へ向かうのです。
癌が抵抗するなら、自分も抵抗しようかなと思う日々です。
無駄な抵抗かも知れませんが、世の中には、いつの間にか癌が消えてしまった、枇杷の葉っぱで治った、ニンジンジュースで治った、いや、祈祷して貰ったら癌が逃げて行った、等々。
でも、こういう方法は止めて置きます。今の標準治療は続けながら(でも良くもって、後二年くらいでしょう)、ホルモン療法が効いている内に、何か違う方法を見つけ出そうと思って居ます。
乞うご期待!!
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