臨場感
私はこんな人生を送りたかったのかと、負け惜しみでは有りませんが、そう思うことがこの頃有ります、それは余命を告げられてからです。
それが、臨場感ある人生です。
チキンレースという度胸試しのレースが有ります、マンガなどには良く出て来ます。遠くの壁とか崖に向かってオートバイを走らせ、先にブレーキを踏んだり倒れたりした方の負けというレース、マジに怖いレースです。
先にブレーキを掛け負けたら、チキン!!と呼ばれ弱虫と罵られるのです。
変化の無い日々に飽き飽きし、だんだんと刺激を求めて行くのが人間の本性なのかも知れません、ボクシングとか戦うスポーツに人気が有るのは、こんな人間の本性があるからでしょう。
政治の世界でも有りますね、臨場感たっぷりの小池劇場なんかは、小説より面白いと思っている方々がいるのではと感じます。豊洲が築地かと、関係者は命がけですが、見物人は野球の外野席と同じかも知れません。
臨場感 → 実際にその場に身を置いている感じ
辞書を引きますと、このように書かれて居ました、当たり前ですね(笑)。
私は、否応なしに、そんなに先ではない未来に黄泉の国に行けると、約束をされました。これって限度一杯の臨場感です。
それを楽しむなんて出来はしませんが、悲しんでいても仕方がないと、この頃思えるように成りました。そして有り難いことに、クリアしなければ成らない課題をいただいている、これを越えないと死ねないという課題(会社再生)です。
課題クリアが先か、撃沈が先か、これってチキンレースだよななどと夜中に笑って居ます、お前は晴耕雨読が趣味だったんじゃないのと、もう一人の私が問うのですが、どうやら私の本性は違ったようです。
お陰さまで最近やっと、本当の自分と付き合って居ます。
失礼しました。
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