育ちに育った
会社の庭のような場所、創業当初は、職人さん達の憩いの場でも有りました。
6月頃になると、誰かが枇杷の実を持参、それを皆でいただきました、その種は庭の隅にぺっぺっと吐かれました、それから19年、いつの間にか芽が出て若木となりそしてこのように沢山の実をつける、大人木となったのです。
その間、誰も何も世話をして居ません、ただ自分で養分を吸い上げながら大きくなったのです。
そしてこのように実を付けて居ます、選定をして居ませんので、実の大きさは小さいですが、旨いです。ほのかな甘みと瑞々しさが広がりました。
親がなくても子は育つ、この枇杷の親は誰だろうか、それは誰もがご存じの通り、この大自然ですね。この枇杷が実を落とし、そして鳥達が落としていく、そうやってここがアスファルトの工業地帯でなければ、枇杷の森が出来るのでしょう。
19才か~お前も・・・、長いようで短いな、高さ5メートル程に成長した枇杷の木を眺めながらしばし、感慨深く成りました。
失礼しました。
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