水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

お医者さんとのコミュニケーション

私の病の状況を一番知っているのは誰か、それは「お医者さん」ですね。


しかしこれは病を治せるのかという「答え」を知っているのでは有りません、あくまでも、状況把握のことです。



大げさですが・・・・、


事を謀るは人にあり 事を成すは天にあり


何て格言が有ります、こんな立派な格言を、私ごときに当てはめることは出来ませんが、今日お医者さんと話をしながらふと、思い出したのです、この格言を。



私のお医者さんの口癖が有ります。


病の進行状況は100人100色です、同じ重病でも、知らぬ間に治ってしまう方も本当に希ですがおります。




これはいかなる状況でも希望を持ちましょうという意味なのか、実は何も分かっていないのですという告白なのか、それは分かりません。


これを聴きながら私は、人の無力、お医者さんの無力を感じました。でも同時に思ったのです、無力であることを十分知っているお医者さんと出会ったことを。


無力であることを知っている、それは心強いことと思ったのです。


無力であるからこそ患者と真正面から向き合う、無力であるからこそ病をとことん学ぼうと思う、無力であるからこそ世界中の病の情報を得ようとする、そしてそんなお医者さんは必ず、重要な決断は、患者と共に行う。


この方程式のような階段が私に見え始めました。


この先生、最初は無愛想で何でも数値で判断し、患者とは一つも向きあわないお医者さんだと私は思い込んで居ました。


でも、違ったなあ、今日は特にそれを確信した日でした。



○○さん、もうホルモン療法は限界に来たかも知れません、でも今日の数値を見ると、ギリギリの所で貴方は頑張っていらっしゃいます、何故かそう感じるのです。


医者が感じるなんて言葉を使うのは良く有りませんが、そう思うのです、と。


もう一回、別のホルモン剤を使ってみましょうか?、私が問うのも何ですが、貴方は非常に良くない数値だったのに、ここまで転移もないし、具体的な進行も見受けられない、と。



私の病は、ステージ4でもホルモン療法が有効です、抗がん剤を使うような段階に来ると一気に進んで行きます、これは統計上のことです。


先生はこうも言います、○○さん、栄養は野菜中心にお腹いっぱいですよと、何で?と思った二年前でした。これも先生の学びの結果でしょう、肉も大事ですと付け加えました。私達の身体は、食べたもので出来て居ます、そして何を食べるかは重要なのです、と。


以上は、今日の健診での先生とのコミュニケーションでした。無力であることをさらけ出して向かい合うお医者さん、珍しい、でも素晴らしい先生に出逢った私でした。


失礼しました。



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