決断しました。
大したことでは有りませんが、私にとっては「決断」でした。
どうも私の病は、下腹から太もも付け根辺りに集約しているようで、これは病では有りませんでしたが、大腿骨骨折もこの辺りです。
それより以前から、疎径ヘルニア(腸が疎径部分に飛び出してくる)が出て来まして約一年、立ち仕事が多い私は、夕方になるとその飛びだした(下腹が膨らむ、指で押すと中に納まります)部分に痛みを感じるように成りました。
しかし、その奥に、本当の病が育ち過ぎているので、私の主治医もこのヘルニアには見て見ぬ振りをしているように感じて来ました。
この辺りは心理戦です、つまり、そんなものを手術(ヘルニアは手術以外では治せない)している暇はない野菜党さん、それよりもっと奥に集中して下さい、と。
もっと悪く言うと、もう、そう長くないんだから、ヘルニアくらいは我慢なさい、そう言われているようにも感じて来ました。
でも、と、思ったのです。奥にある病はそれ、しかしヘルニアは別のことで、これはこれで治そう!!と。一つ一つを丁寧に、こんな言葉が有ります、それがどんなに小さなことでも疎かにしてはいけないと、そんな訳の分からない理屈を並べて私は主治医に伝えました。
あの~、ヘルニアを治したいのですが先生・・・・・、後何年生きられるか分かりませんが、これはこれで治したいと思いました(この後半の部分を言葉にするのは結構エネルギーが居たのですが)、先生はお構いなく・・・・
あ、分かりました、では、消化器外科を紹介しますね。
エッ!!、ありがとうございます、よろしくお願いします。
私はてっきり一言言われるかと思っていたのですが、全くそんなことは有りませんでした。私は、詰まらない想像をしていたようです。
分かりませんね、先生の心の内は、でも少し元気を得た私は紹介状を持って、消化器外科を訪ねたのです。
小さな小さな決断、この決断をするのにどれくらい悩んだか、この我が小心さに呆れながらも、ほんの少し自分を慰めた私でした(笑)
失礼しました。
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