水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

戦死した夫へ 94歳の恋文

☆ヤフーネット記事から


青く澄んだ空に、白い雲がぽっかりと浮かんでいる。


昨年3月の昼下がり、福岡県糸島市の大櫛ツチエさん(94)は自宅の窓から外を見やると、戦死した夫、仁九郎さん(享年27)への思いが突然あふれ出した。


「あなた」と呼んだら来てくれる気がした。「優しく包み込んでくれるような、幸せな気持ちになった」。その日から毎日、仁九郎さん宛てに日常をつづった手紙をしたためる。亡き夫への、94歳のラブレターだ。


 流れる雲よ/心あらば/私の想(おも)いを伝えておくれ
 遥(はる)かに遠い/ニューギニア/ジャングルの中に/今も尚眠る貴方(あなた)に届けたい
 貴方!!/貴方!!


 太平洋戦争が始まる2カ月前の1941年10月。20歳の大櫛さんは、税務署に勤務していた24歳の仁九郎さんと結婚した。三三九度の時、初めて会った仁九郎さんは言った。「まず恋をしようね。そして夫婦になっていこうね」


1941年の結婚写真ですね、美男美女です。



ネットに掲載されていたので、写真も掲載します。


本当にほっこりする記事でした。


思い出そのものも素晴らしく、しかし戦死してしまった夫、でもその思い出を思い出としてだけではなく、今になり、突然恋文を書きはじめたのですよ、凄くないですか?


仁九郎さん(夫)の言葉がまた、素晴らしい、この時代の人とは思えません。


「まず、恋をしようね、そして夫婦になって行こうね」


戦争は、こんな素晴らしい人もあの世に送ってしまったんです。



以前、母が私に話してくれました、お父さんとは結婚式の日まで一度も逢って居なかったって、その結婚式もずっとうつむいていて見ていないし、やっとお父さんの顔を見たのは、翌日の朝だったって(笑)


母は16歳でした。


こんなものでしょう、あの頃は・・・・、


失礼しました。