神は居ない
今年3月に亡くなった“車椅子の天才物理学者”、スティーヴン・ホーキング博士。彼が死の直前まで執筆していた遺稿がこの度出版された。
タイトルは『BRIEF ANSWERS TO THE BIG QUESTIONS(大きな疑問への簡潔な答え)』。全10章からなる同書は、それぞれ「ブラックホールの中には何がある?」、「どうやって全ては始まった?」、「神さまは存在する?」といったさまざまなビッグクエスチョンにホーキング博士が答えていく形式となっている。
ホーキング博士が人類に遺した最後の言葉は必読間違いなしだが、まだ邦訳は出ていない。そこで、一足先に同書の内容を米「FOX NEWS」(10月17日付)や、知的情報サイト「Big Think」を参考にご紹介しよう。
☆神の存在
「神は存在しません。宇宙を監督している者は誰もいないのです」
「何百年もの間、私のように障がいを持つ人々は神の災いのもとに生きていると信じられていましたが、全ては自然法則によって説明できると私は考えたいです」
上記はヤフーの記事です。
この記事はまだまだ続きますが、神は居るか?に対する答えは、短いものでした。
この三行の内容を読みながら、ふと思いました。障害のある人達の人生に対する考え方についてです。
例えば、障害のある子供を産んだ母親に対して、神は貴女にこの子を頼んだのです、貴女ならこの子を育てることが出来るからと・・・・、
この考え方に、いったいどれくらいの親達が救われてきたでしょうか、そして私達は自分の人生をこのように「物語る」ことにより、一層ドラマチックにも変貌させてきたのかも知れません。
この人間たちの創作能力こそ、神の御業かも知れません。
さて、かくいう私は、神はいらっしゃると信じる者です。しかしそれがどのように存在するのかは全く分かりません。
でもきっと、ホーキング博士は今頃天国から、あれは撤回したい、でももう戻れないものなと、人類に手を振って居るかも知れませんね。
ごめんなさいって(笑)
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