水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

「夢」に、助けられた私

夢のことを書かれているブログを見て、以前私が汗びっしょりになり、何度も同じような夢を見たことを書きます、そしてその「夢」に助けられたことを。



その頃私は、借金に追われ、家に誰かが訪ねてくると、電気を消して隠れているような日々でした。


私の見た夢は・・・・・、


倒産してその時既に無くなっていた、クリーニング工場に私は居ました。何故か私は車に乗っているのでした。


そしてその車で、その工場へ突っ込もうとしているのです。どういう訳か分かりませんがその車の左側は無いのです。


そんな車で私は突っ込もうとしている、そうすると強烈な妨害が入るのでした、それはワイヤーハンガーの海なのです。確かにクリーニング工場には、ワイヤーハンガーは多いですが、それが海のように、車の前を覆いました。


そのハンガーに阻まれて、車は動けず、そしてハンガーは、左側の空いている部分からどんどん入り込み、私を襲うのでした。勿論、右側のドアからは出られません。


そうやって、私はハンガーに飲み込まれそうになるのです。その時、車からちょっと離れた所に、私をあざ笑うかのようにニヤニヤしている人が立っているのが見えました。


でも、それどころでは有りません、まさにハンガーに飲み込まれそうになった時、目を覚ましました。汗びっしょりでした、それが何日も続いたのでした。




私は、精神科に行こうと思ったのでしたが、その前に「夢占い」にネットで相談しました。その占いブログの人は知人だったのです。


私の説明に、こう答えてくれました。


その、貴方をあざ笑うようにニヤニヤしていた人は、貴方自身ですね。


それが貴方のそれまでの人生だったのだと思いますよ、身を粉にして働くことをして来なかったのでは、そうやって必死にハンガーの海を突破しようとしていることをあざ笑うなんて、でも、良かったですね、と。


貴方は、自己分析したのですよ夢で、貴方の理性は未だ健在ということですね。受け入れて下さい、あざ笑うその人のことを。そしてきっと、ハンガーの海を突破出来ますよ、と



私はその後、このような夢を見ることは有りませんでした。あざ笑っているのが私ということに、妙に納得したからでしょう。


これは新しい会社を立ち上げてから、そう時間が過ぎて居ない時に見た夢です。絶望の中で見続けた夢でした、でも思えば、この夢に助けられたとも言えます。