水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

仕事とは?

仕事とは、その人にとって何かと問われれば、それぞれの立場で、それぞれの意見があるのでしょう。


これは、あるプロゴルファーと、アマチュアの至宝と言われたアマゴルファーの言葉です。


あるプロゴルファーとは、今のプロゴルフのリーダーである青木功です、彼はこう言いました・・・・、


自分の一番好きなことを仕事に出来て、本当に良かったと思って居ます、と



アマチュアの至宝とは、今は亡き中部銀次郎です、彼は日本アマゴルフ6連覇を成し遂げ、プロよりも上手いと言われたアマチュアゴルファーでした。その彼は、このように言っていたのです。


好きなことを仕事にしなくて良かった、と。好きなことは、好きな時に自由に感じたいのですと。


★中部銀次郎、その人です。美しいスイングです。


こう言って中部は、プロゴルファーには成りませんでした。この中部のことを青木は、銀ちゃんの2番アイアンのショットには、誰も勝てないと。銀ちゃんがプロになっていたら、自分はこんなに勝つことは出来なかったと思うと。



この二人の対照的な生き方、ここに「仕事」に対するスタンスが垣間見れます。そして中部の場合は、それを生業にしても、きっとトップを張れたと思えることです。でも、それをしなかった、それが生き方だったのですね。


好きなことを仕事にして、その好きなことで苦しむ、それを十分承知しながら、喜んでプロになった青木功氏、それはそれで美しい人生の選択と思いました。



さて、仕事とは何でしょう、一つは、食い扶持を得る手段ですね。でも、それだけでは辛いと思いました。


私は私の給与を、社会からいただいていると思って居ます。社会の発展とか、社会の浄化(クリーニングはこれに当たると思います)とか、社会が望んでいることを実現出来た時に、得られるご褒美が、給与なのだと思って居ます。


仕事とは、その内容は別にして、社会から給与を貰えるのか?、それが何よりもの基準だと思うこの頃です。


そう感じた時、その仕事は、何よりも尊い生業になっていると確信するのです。


洗濯なんて好きな人はそう多くないでしょう、でも、魅力的な仕事ですよ、今は強くそう感じて居ます。