水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

検査

昨日は月に一回の検査でした。


結果はマイナス、先生が首を傾げて(ポーズだったか)、もう1ケ月様子を見ましょうと厳しい顔でした。


私はまだ、ホルモン剤の使用だけですが、このマイナスが続くと今度は抗がん剤を勧められると思って居ます。しかし、前立腺癌には、抗がん剤はあまり効きません(現在の医学の段階では)、その時、どうしようかと決断せねば成らないと思って居ます。



私の母は、原発性の肝臓がんでした、そしてその病で逝きました。その逝き際、今でも私はくっきりと覚えて居ます。痛みどめや、数々の薬が混合して処方されていた母は既に、
モウロウとして居ました。


私達家族は、延命治療を拒否して居ました、それが母の気持ち・願いだったからです。


心臓の鼓動が10秒に一回、30秒に一回と、だんだんと緩慢になり、心臓が止まらんとしていた時母は、必死に目を開けようとして居ました、でも多分その目には、何も映って居なかったと思います。


看護師が言いました、これで目を閉じたらもう二度と目を開けることは出来ないと、知っているんですよと(経験談でしょう)。


それから間もなく、母は逝きました、目は開けたままでした、それを看護師がやさしく閉じてくれました。そしてそれはそれは大変静かな景色でした。


私はその時に天井を見つめて居ました、きっと母の魂は、肉体から離れているのだろうと思ったからでした。


そしてもう一つ、死ぬことは少しも苦しいことではないと分かったこと、これも母の愛と感じました。


まあ、こんなことを思った、病院の午後でした。


来月の検査まで、野菜中心の食事を努力したい!!、そう決意しました。身体は食べたもので出来ている、癌が欲しいのは動物性たんぱく質だそうで、6月はこれで行きます。



失礼しました。