驕れる人も久しからず
ただ、春の夜の夢のごとし
中学の頃の記憶です、間違っているかも知れません。
私は安部総理を嫌いでは有りませんが、汗水たらしての現場の苦労と言いましょうか、実感ある人間関係とか、真に弱者に寄り添うとか、そいいう場面を若いころに、体験をして来なかった人ではないのかと、思って居ます。
これを世間では「おぼっちゃま」と言いますね。
そういう現場の苦労をした人は、たとえ山の頂上に立っても、下界を見下ろすだけの人にはならないと思って居ます。
ヘリコプターで山の頂上に降り立った人には絶対に分からないことが有ります。それは山登りの苦しさであり、疲れて倒れそうになる仲間への思いやりであり、誰に見られることもなく咲いている花々達です。
中には、苦労をしてそれを恨み、いじわるな大人になってしまう人も居ますが、多く苦労は、その人の心の芯を育てると私は信じて居ます。
祇園精舎の鐘の音
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
驕れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ ひとへに風の前のちりと同じ
こんな前半でしたね。政府を見ていると、この詩を思い出します。驕りとは、集団の病のようなもの、内側にはそれを治す力は無いのです。
安倍さん、本当のことを話した方が、絶対に良いですよ、でもちょっと、遅かりしですかね。
失礼しました。
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