水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

定期健診

昨日は定期健診でした、少し落ち込んで居ます。


私の癌は、ある数値で成長具合を見るという、分かりやすいようで良く分からないものです。上がれば成長(癌が)下がれば縮小なのです。


というのはこれまで分かっている医学の知識で、本当の所は医者にも分からない、つまり私達は、身体の中のことは殆ど何にも分からないのだと思って居ます。



先生 数値少し上がりましたね、もう一か月様子を見ましょうか


私  はい


先生 では来月の○○日、よろしいですか?


私  はい


この4行が、2時間以上待った結果です。


何だかなあ~



そしてホルモン注射です。

☆痛そうでしょ!!



今回は、看護師の腕が悪かったのか、私の体質がそうなって来たのか、凄い痛かったです。


お腹に打つのですが、そのお腹が一日経った今でも膨れて居ます。そしてズキズキと痛いのです。今朝は熱も出ました、身体がだるく、会社休みました。


でも、このホルモン注射を打っている仲間と申しましょうか、そういう集いの人達は、相当酷い目に有って居ます。ホルモン注射は男性ホルモンを遮断する注射で、身体は様々な反応を起こします。


中でも一番はホットフラッシュという身体の異常です、普通は女性が起こすと言われているホットフラッシュ、男でも起きるのです。突然汗だらけになったり動悸が激しくなったり、とにかく正常ではいられません。


つまり、私は非常に軽い方なのです。贅沢は敵、そう思って居ます。


そろそろ強い抗がん剤使用かなと、その時どうしようかと考えて居ます。



ネットでは、様々な新しい薬や治療法が載って居ます。どれも直ぐに治ってしまいそうな記述、まるで占いのようです。


人は、成長と共に、沢山の初めてのことに出会います、入学、卒業、入社、昇進、そして退職、その度に緊張しながらもその山を登ります。最後の成長は、いわずもがな「死大学」です。


これは最後の山登り、そしてこの山から戻ってきた人は居ません。ですから教科書が有りません、全てオリジナルの旅です。積極的に死にたいとは思いませんが、一度は経験せねば成らないことです。


例え、その時を迎えても、心豊かに過ごして行きたい、そう決意しました。


失礼しました。