水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

凜として生きる

私は今、寿命が先か、会社倒産が先かという、分水嶺のような人生を生きて居ます。その割にはのんびりと絵などを描いて居ますが・・・・。


これは歓迎すべき人生では有りませんが、よくよく考えて見ると、良くぞこのような課題をいただけたと思うことが多く成りました。


あのアウシュビッツ収容所で、フランクル心理学を提唱されたヴィクトール・フランクル博士は私達に、人生の目的など考えるなと教えて居ます。そんなことを考えるまでもなく、人生は課題に満ちて居るのだと。




貴方には雨のように、貴方の人生の課題が降り注いでいる、それに気づき、それを真正面から受取り、解決をしていくことが貴方の人生の目的であり、それ以外に何もないのですと。



私の課題は、非常に鮮明と成りました。朝もやの霧のようにぼーっとしていたそれは、凜として現れたのです。そのきっかけが、余命を告げられた病のお陰でした。


この病、入院する必要もなく(限度まで進むと入院ですが)、元気に働けます。そういう意味では「逃げられない」病です。そして、病だから、働けないという言い訳が効きません、実に、怠け者の私向きの病なのです(トホホ)


余命を告げられながら、働ける病って、癌の他にはないかも知れませんね、くそー(笑)



課題が鮮明になった、これはもう全部受取り、その課題に向かい、凜として生きるしかありません。そして必ず会社を再生させたい、幸いにこの3月決算は10数年ぶりに僅かに黒字となり、この再生も夢では無くなりました。


ついでに、身体の再生もなんて思うことも(これ欲です)、でも二つを追いかけては行けませんね。


凜として生きる、この想い、お陰さまでと思うこの頃です。



失礼しました。