水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

目には青葉

山ほととぎす初カツオ


山口素堂が詠った俳句、これって知らなかったのですが、目には青葉と始まり、後ははしょったのだと書かれて居ます。


目には青葉、耳には山ほととぎす 口には初鰹 と


二番と三番をはしょって、16文字の俳句としたのですね。



新緑を描こう、やはり目には青葉だものと始めたのですが、ちょっとしつこく成りました。


初鰹までは暫く時が有りますが、四季折々の景色や鳥達そして、旬の食べ物が揃うこの日本という国、この国に生まれて良かった、産んでくれてありがとう!!と言いたいくらい美しいです、この国は。


結婚して妻の故郷に束の間お世話になった時、驚いたのがその食べ物の新鮮さでした。


熊野という所は、地図で見ると分かりますが、海と山が接近していて、その間の僅かな平地に街が有ります。その向こうの丘陵にはミカン畑が連なっていて、その間をいくつもの川が海に注いで居ます。


ですから、海のものと山のものが同時に味わえるという立地なのです。朝方海に行き投げ釣りをすると、キスなどが取れます。そしてぶらっと市場へ行くと、定置網で取れた魚が並び始めます。



取れたてのカツオは、美味かったですね。カツオってこんなに美味なんだと感動しました。東京では無理かも知れません。


しかし、まだ4月、気候はもう5月くらいでしょうか、いつの間にかこの日本は亜熱帯の国となったのか、今年の夏は長そうです(ー_ー)!!



失礼しました。